徳島県内のほとんどの小中高校で9日、1学期の始業式があった。児童や生徒は、新たな学級担任やクラスメートとの出会いに表情をほころばせ、新学年のスタートを切った。
美馬市脇町の江原南小学校では、体育館で式が行われ、2~6年生209人が出席。三宅康仁校長が「友達と仲良く自分も大事にしながら、1年間一生懸命頑張りましょう」と呼び掛け、全員で校歌を歌った。
各クラスの担任教師が発表された後、児童はクラスメートと一緒に教室へ入った。5年1組では藤森貴大教諭が真新しい教科書を一人一人に手渡した。大塚透君(10)は「あいさつをしっかりして、算数の分数などの勉強も頑張りたい」と笑みを浮かべた。