中国・四国ブロックケーキコンテストのピエス・アーティスティック部門で最優秀賞に輝いた山本さんと出展作品=吉野川市鴨島町の菓子工房みずほ

 中国・四国地方の若手洋菓子職人らが技術を競うケーキコンテスト(日本洋菓子協会連合会主催)で、吉野川市鴨島町の「菓子工房みずほ」のパティシエ山本尚矢さん(27)=阿波市土成町土成=が、あめ細工を素材にした「ピエス・アーティスティック部門」で最優秀賞に輝いた。

 同部門には14人が出品した。山本さんの作品「夏の妖精」は、高さ約45センチで、光沢のある色鮮やかなヒマワリや愛らしい妖精を表現した。花びらを一つ一つ作ったり、接着部分を滑らかに仕上げたりして細部までこだわった。制作には150時間以上かかった。

 審査では作品の独創性やバランス、細工に関する基本技術などが高く評価された。

 山本さんは吉野川市の高校を卒業後、大阪市内などの洋菓子店で修業し、昨年5月から父親の明さん(53)が経営する店で働いている。毎日営業が終わると、深夜までコンクール用の作品制作に取り組んだ。

 10月に東京で開かれる全国大会に出場する予定。山本さんは「全国のパティシエと競える絶好の機会なので、上位に食い込みたい」と意気込む。

 ケーキコンテストは6日に山口市内で開かれ、今年で14回目。同部門のほか、「バタークリーム」「マジパン」の両部門があり、約160人が出品した。