記者会見するクルス国連特別報告者=19日、東京都内

 ハンセン病患者や回復者らの差別撤廃に関するクルス国連特別報告者は19日、東京都内で記者会見し、岡山県瀬戸内市の長島にある国立ハンセン病療養所の世界遺産登録への申請を支持する姿勢を示した。岡山、香川両県では療養所施設の世界文化遺産登録や関連記録物の「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録に向けた運動が進められている。

 クルス氏は登録の意義について「日本には病人をなくすことでハンセン病を撲滅する政策を取り、歴史上から消そうとしてきた過去がある。だからこそ歴史に刻むことが重要だ」と訴えた。日本政府による登録支援も要請した。(共同)