テープカットでシェアサイクルの導入を祝う関係者=阿南市新野町の平等寺

 四国霊場22番札所・平等寺(阿南市新野町)と19番・立江寺(小松島市立江町)が20日、歩き遍路向けに自転車の貸し出しを始めた。

 貸し出しは「シェアサイクル」方式で行う。スマートフォンの専用アプリから利用料を支払うと解錠される仕組み。両寺に3台ずつ、新野町の民泊「パンダ屋」と「とまこ」に2台ずつ置き、周辺観光などに活用してもらう。

 利用料の一部は遍路道の保全に活用。今後、周辺の札所や宿泊施設などの協力を得て駐輪場を拡大する。

 平等寺で出発式があり、シェアサイクルサービス「PiPPA(ピッパ)」を展開するオーシャンブルースマート(東京都)や寺などが連携協定書に調印した。小竹海渡社長は「お遍路の受け入れ体制を充実させるなどして、世界遺産登録を後押ししたい」と話した。