福島さんが考案、販売する立体布マスク=徳島市

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いていることを受け、就寝時用マスクなどを手掛けるハンドメード作家の福島宏子さん(57)=徳島市=が、手作りの立体布マスクを考案した。24日に徳島市で開かれるイベント会場で発売する。

 マスクは白無地の綿100%で、男性用と女性用、子ども用の3サイズがある。表面にサテン、肌に触れる裏面にはガーゼ生地を採用。鼻から顎までを覆う立体的な形とし、鼻に当たる部分にワイヤを入れた。ひもの長さを調整でき、洗って繰り返し使える。

 福島さんは、鼻をふさがずに口だけを覆う就寝時用マスクを手掛け、余った布で布マスクも作っていた。今年に入って、東京の知人から在庫を全て送ってほしいとの依頼があったほか、会員制交流サイト(SNS)で製作依頼が多数寄せられるようになったため、改良を加えて販売することにした。

 1枚850~950円。24日、ふれあい健康館で開かれる音楽とハンドメード雑貨展を融合させたイベントで各サイズ30枚程度を販売するほか、追加注文にも対応する。

 福島さんは「感染症対策だけでなく、花粉症の人などマスクがないと困る人は多い。快適に使える緊急対応用マスクとして少しでも届けたい」と話している。