3月22日に予定される「とくしまマラソン2020」の実行委員会総会が21日、徳島県庁であった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、出席者からは中止や延期を求める声が相次いだ。このため近く総会を改めて開き、判断することにした。

 総会では、事務局がイベント開催の再検討を要請する厚生労働省の声明文や、全国でマラソン大会の中止が相次いでいる状況を紹介。出席した委員ら20人が意見交換した。

 出席者からは「県外から6千人以上、海外から200人以上が参加するので、感染リスクは高まる」「来月はさらに感染が拡大していることもあり得る。参加者らの健康と安全面を考えると、中止や延期はやむを得ない」などと、大会開催へ厳しい見方を示す意見が相次いだ。

 一方、「(開催日は)まだ1カ月先で今後は気温も上がってくる。さらに手を加えることで実施は可能」との声もあった。

 事務局は、中止の場合の参加料返還について「当日の会場設営を除いて大会の開催準備はほぼ終わっている。全額は返金できない」とした。

 実行委副会長を務める徳島陸協の卯木英司会長は、総会後「競技役員やボランティアの健康と安全が確保できない限り、(大会開催へ)協力するのは難しい」と話した。