障害者が働くレストランで食事を楽しむ利用客ら=鳴門市鳴門町の「ふるさと君渦潮編」

 障害者の就労支援を目的に弁当の製造販売などを行う徳島市のNPO法人・Creer(クレエール)が、鳴門市鳴門町のリゾートマンション「ふるさと君渦潮編」にレストランをオープンさせた。障害者による手作りの料理はおいしいと評判で、利用客との触れ合いも生まれている。

 レストラン「Creer naruto」はマンション14階にあり、広さが約200平方メートル。ゆったりした雰囲気で、店内からは大鳴門橋や紀伊水道が見渡せる景色が広がる。

 薄味に仕上げた幕の内風日替わりランチ(税抜き800円)や、阿波和牛のビーフステーキ(同3千円)などのメニューを用意し、ワインなども楽しめる。
 利用した40代の女性は「メニューが豊富で、スタッフとの会話も楽しい」と話した。

 クレエールは、10年ほど前にレストランと弁当の製造販売を手掛ける店を徳島市内にオープンさせ、地産地消で安全な食事を提供している。

 今回、障害者の就労の場を広げようと鳴門市内で拠点を探していたところ、マンションの管理組合から打診を受け、今年4月下旬にオープンさせた。

 レストランの施設長を務める原田昭仁さん(56)=徳島市中前川町5=は「障害者や利用客の笑い声が絶えないレストランにしていきたい」と意気込んでいる。

 営業時間は午前7時半から午後9時半まで。火曜日定休。マンションの所有者以外も利用でき、テイクアウトも可能。

 同レストランでは障害者のスタッフを募集している。問い合わせは同レストラン<電088(676)3301>。