張り紙が掲示された美濃田の湯の玄関=東みよし町足代

 徳島自動車道・吉野川ハイウェイオアシス(東みよし町足代)の入浴施設「美濃田の湯」の浴槽から、厚生労働省の基準値を上回るレジオネラ菌が検出された。レジオネラ菌は重度の肺炎を引き起こす恐れがあり、施設は17日から営業を休止している。再開時期は未定。

 施設を運営する町の第三セクター「吉野川オアシス」(社長・松浦敬治町長)によると、レジオネラ菌が検出されたのは1月27日に採取した浴槽の水。外部機関で水質検査したところ、厚労省が定めた基準値(100ミリリットルで10CFU未満=CFUは菌の塊の単位)を超えていた。2月17日に臨時休業して設備を総点検した結果、水質確保のために使う薬剤を管理する計器の一部に異常が見つかった。

 同社は施設玄関に営業休止の張り紙を掲示したものの、菌の検出は明かしていない。社長の署名が入った21日付の新たな張り紙にも菌の表記はなく「わずかではありますが、一部の検査項目で規定されている水質基準を超える数値が報告されました」と説明している。

 施設は徳島自動車道・吉野川サービスエリア(SA)に隣接し、高速道利用者や地元住民らでにぎわっている。