サッカーのJリーグは25日、東京都内で理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月15日までに予定していたJ1、J2など全公式戦計94試合を中止し、開催の延期を決めた。代替日は未定。日本国内で主要なプロスポーツの興行が同ウイルスの影響で中止となるのは初めて。

 J2徳島ヴォルティスは3試合が対象となる。29日にさいたま市のNACK5スタジアムで組まれていた第2節の大宮戦と、鳴門ポカリスエットスタジアムで予定されていた3月7日の第3節・長崎戦、同14日の第4節・金沢戦のホーム2試合が中止される。

 Jリーグは21~23日にJ1とJ2の開幕節を予定通りに開催したが、26日に予定されていたYBCルヴァン・カップ7試合は理事会前に中止を決め、延期を発表していた。Jリーグの村井満チェアマンは、24日に政府専門家会議がこれから1~2週間が急速な拡大か終息かの瀬戸際と指摘したことを挙げ「サッカーを楽しみにしていた方には申し訳ないが、ある種の国難という状況で協力する」と話した。3月18日からの再開を目指すが、状況によっては中断期間を延長する。

 Jリーグ以外にも対応を検討する動きが加速している。日本相撲協会は春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)について無観客や中止も選択肢として検討し、3月1日に臨時理事会で最終決定すると決めた。

 プロ野球も26日に臨時の12球団代表者会議を開き、オープン戦の開催可否を協議する。巨人は、東京ドームで29日と3月1日に主催するヤクルトとの2試合を無観客で行う。