1月31日、英国のEU離脱で、ブリュッセルの欧州議会前から降ろされる英国旗(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】国連貿易開発会議(UNCTAD)は25日、英国の欧州連合(EU)離脱による貿易への影響に関する試算を公表した。英EU間で貿易協定を結べないまま激変緩和のための移行期間を終える場合、関税や各種規制が発生し、英国の対EU輸出が最大で14%に相当する年320億ドル(約3兆5千億円)減少すると予測した。

 移行期間は今年末に終了予定。それまでに英国にとって最大の貿易相手であるEUとの協定交渉が妥結できない場合の悪影響が浮き彫りになった。協定なき離脱の場合、隣国のアイルランドも大きく影響を受け、英国向け輸出が10%減少すると分析した。