創立50周年を迎えた徳島大白菊会の総会=徳島市のJRホテルクレメント徳島

 徳島大医、歯両学部の解剖実習に役立ててもらう献体の希望者でつくる「徳島大学白菊会」の総会が20日、徳島市のJRホテルクレメント徳島であった。今年で創立50周年を迎え、出席した会員約200人は医歯学の発展に貢献する思いを新たにした。

 2016年度に献体した29人の名前が読み上げられ、全員で黙とうをささげた。丹黒章医学部長らが「解剖実習は医学、歯学の基礎で、最も重要なもの。50年にわたる皆さまの支えに感謝したい。今後も安全・安心な高度医療が提供できるよう、医師の養成に力を入れていく」などと謝辞を述べた。

 白菊会は1967年に発足。これまでの会員数は延べ2918人で、うち1234人が献体している。16年度の新規会員数は82人だった。

 今年2月、妻と共に入会した同市の60代男性は「大病を患ったこともあり、人生の最後に人の役に立ちたいと思った。少しでも医療の技術が進歩するよう協力したい」と話した。