美しい旋律を奏でる仲道さん=藍住町奥野の町総合文化ホール

 国際的に活躍するピアニスト仲道郁代さんの演奏会(藍住町教委、県、三井住友海上文化財団主催)が、同町奥野の町総合文化ホールであり、約530人が美しい調べに聴き入った。

 ドビュッシー「月の光」やベートーベン「ワルトシュタイン」など9曲を披露。演奏前には、曲にまつわる思い出や作曲家の人生について紹介した。

 シューマンの「トロイメライ」では、中学時代に米国で聴いた名ピアニスト・ホロヴィッツ氏の演奏に触れ「たった一音で揺さぶられ、涙した。音楽で人の心は羽ばたけると知った」と話した。

 藍住町の藍住南小6年美馬小桜さん(12)は「感情表現が豊かだった。自分もあんな風に弾いてみたい」と目を輝かせた。