警視庁葛西署の半田正浩署長(左)から感謝状を贈られた中曽根栄司さん=27日

 防犯ボランティアに関わる人が減少傾向にある中、約10年間にわたって独自に通学途中の小学生たちの見守り活動を続けたとして、警視庁葛西署はこのほど、東京都江戸川区の無職中曽根栄司さん(74)に感謝状を贈った。

 中曽根さんは10年ほど前、心筋梗塞を起こし、トラック運転手を引退。リハビリを兼ね、登校時間帯に家の前に立ち、声を掛けてきた。感謝の手紙をもらったり、引っ越し後に訪ねてくれたりした子どももいたという。

 27日の感謝状贈呈式で中曽根さんは「春は保育園に通っていた子どもが大きくなり、小学校に入学するなど成長が楽しみな季節。今後も頑張りたい」と話した。