政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として全国の小中高校などに臨時休校を要請したのを受け、徳島県教委は28日、県立中高と特別支援学校を3月2日から春休みの開始まで臨時休校にすると決めた。県内の国公立小中学校も、全てが2日または3日から休校する。

 県内で臨時休校の対象となるのは、国公私立の小学校169校、中学校85校、高校37校、特別支援学校12校、専修学校高等課程1校の計304校。児童生徒数は計7万3千人余り。

 休校の開始日は、国公立では石井、神山両町と佐那河内村の小中学校が3月3日で、この他は国の要請通り2日とした。那賀町の小中学校は18~24日に登校日を設ける。

 私立では、徳島文理小が2~14日を休校とし、文理中高は「国の要請に添う方向」で2月29日に決定する。生光学園小中高は3月2日に決める予定で、休校は期末テストが終わる6日以降になる見通し。香蘭高と龍昇経理情報専門学校は2日から休校する。

 特別支援学校で児童生徒の福祉サービスの確保が困難な場合などは、最小限の人数に絞って登校させるなどの配慮を行う。

 10、11両日にある公立高校入試の一般選抜は、3~5日の志願変更を含めて予定通り行う。新型ウイルス感染により受験できないケースでは、特別日程で追試をする。

 卒業式は大半の市町村で▽在校生や来賓の出席をやめる▽式典時間を短縮する―などの予防策を講じた上で行う。修了式は多くの教委が検討中とした。

 県教委は県立学校や市町村教委への通知で、教職員は臨時休校の期間中も通常通り勤務し、生徒からの進路相談など個別対応をするのは可能とした。部活動は中止し、課題プリントを配布するなどして家庭学習を促すよう求めた。

 記者会見で飯泉嘉門知事は「教育は全国一斉に同じ取り組みをするのが望ましい。今が感染拡大を早期に収束させる重要な時期であり、万全の態勢で取り組む」と述べた。