タイ中部のウタパオ海軍航空基地で行われた訓練で、自衛隊員に警護されて輸送機に乗り込む退避者役の邦人ら=29日(共同)

 【ウタパオ共同】米軍とタイ軍が主催する東南アジア最大級の多国間軍事演習「コブラゴールド」の一環として、自衛隊は29日、タイ中部のウタパオ海軍航空基地で在外邦人の保護訓練を実施した。一部を報道陣に公開、自衛隊と米軍などとの連携を確認した。

 訓練は仮想国で政情が不安定化し、邦人を国外に脱出させる必要があるとの想定で行った。

 訓練で自衛隊は、邦人が集まった建物を取り囲んだ暴徒を不快音を発する装置で排除。邦人を車に乗せ、軽装甲機動車で警護しながら自衛隊機が待機する「退避統制所」に誘導した。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、タイ軍は参加者の健康状態を確認した。