上勝町の景観を生かしたまちづくりを議論する参加者=同町福原の福原ふれあいセンター

 過疎地域の課題や景観づくりを考えるタウンミーティング(徳島大人と地域共創センター主催)が、上勝町福原の福原ふれあいセンターであり、地域活性化グループの関係者ら約70人が参加した。

 地域おこし団体の代表者ら8人が、持続可能なまちづくりについて討論。地元のNPO法人「郷の元気」の坂本真理子副代表理事は、かやぶき屋根の古民家を活用して里山の暮らしの体験会を開いた事例を紹介した。町外から家族連れや学生が多く参加したとして「山の景観と資源を活用すれば地域に人と金が集まる」と話した。

 文化庁の下間久美子主任文化財調査官や徳島大の平井松午名誉教授らの講演もあった。

 タウンミーティングは、上勝町樫原地区の棚田が国の重要文化的景観に選ばれて10年を迎えたのを機に開かれた。