徳島市の小林雄樹市議(39)が、徳島駅周辺で制服姿の女子生徒の下半身を盗撮した疑いを持たれ、県警から任意の事情聴取を受けていることが23日、分かった。県警は県迷惑行為防止条例違反容疑での立件も視野に、捜査を進めている。
 
 関係者によると、小林市議は5月19日夕方、徳島駅のエントランス付近で、座っていた制服姿の女子生徒のスカートの中を、少し離れた位置からスマートフォンで撮影した疑いが持たれている。
 
 スマホを手に持った小林市議の行動を、目撃者が不審に思い、近くの交番に届け出た。県警は同日中に小林市議から任意で事情聴取している。その際にスマホの提出も受けて、保存された撮影画像の解析を進めているもようだ。
 
 小林市議は当日、以前に勤めていた職場の懇親会に出席するために駅前を歩いていたという。
 
 数日後の徳島新聞の取材に対し、小林市議は県警から事情聴取を受けていることを認めた上で、「詳しい状況は覚えていないが、盗撮はしていない」と否定した。
 
 小林市議の所属会派・朋友会の宮内春雄会長は「22日に小林市議から体調不良などを理由にした進退に関する相談があった」と述べた。小林市議は23日の市議会6月定例会本会議に出席したが、会議の休憩中に議場から抜け出し、行方が分からなくなっている。同日までに辞職願は提出されていない。
 
 小林市議は2011年に徳島市議に初当選し、現在2期目。社民党県連常任幹事も務めている。