徳島県内のドラッグストアやスーパーでトイレットペーパーなどの紙製品が品薄となっている問題で、各店舗は商品入荷のめどが立たず苦慮している。買いだめの動きは止まらず、担当者は「店頭に並ぶまで時間はかかるものの、在庫はある」と冷静な対応を呼び掛けている。

 紙製品が急激に売れ出したのは「原料がマスクに使われる」とのデマが拡散したのが原因。県内で21店を展開するレデイ薬局(松山市)では、トイレットペーパーやティッシュの在庫が2月末からなくなった。発注した数量が入荷する見通しは立たないという。

 県内16店のキリン堂(大阪市)も同じ状況で「メーカーに在庫があると聞いており、順次各店に届けられるよう手配中だ。具体的な時期は見通せない」としている。27店舗あるコスモス薬品(福岡市)の担当者は「紙製品は一度にたくさん運べず、全店に商品が並ぶまで時間がかかる」と話した。