種をまき、農具で土をならす佐藤さん=上板町下六條

 藍染の染料・蒅作りの仕事始めとなる藍の種まきが4日、上板町下六條の藍師佐藤好昭さん(56)の畑で行われた。

 小雨の中、佐藤さんら職人10人が約3アールの畑に直径約1ミリの種をまき、農具でたたいて土となじませた。鳥の食害などから守るシートをかぶせた後、雨水を通す穴を開けた。

 藍は1カ月ほどで15~20センチに育ち、4月上旬に別の畑に植え替える。9月から藍葉を発酵させる「寝せ込み」を行って蒅に仕上げ、12月に出荷する。

 佐藤さんは「雨と一緒に幸いが降ってくるとも言われる。健康で肥えた藍ができてほしい」と話した。