徳島地裁

 昨年2~3月に徳島市の路上で女性3人に性的、身体的暴行を加えたとして、強制わいせつ致傷などの罪に問われた元銀行員の男(24)=徳島市国府町=の裁判員裁判で、徳島地裁は4日以降の公判日程を取り消した。精神鑑定するかどうかなどを協議する。

 男は「酒に酔っていて記憶がない」と起訴内容を否認し、責任能力の有無が争点になっている。弁護人は「酩酊の程度が異常。病的、遺伝的要因と多量の飲酒が相まって、正常な判断ができる状態ではなかった」と主張していた。

 初公判後に保釈された男が脳検査を受けたのを踏まえ、日程を取り消して期日間整理手続きで協議する。弁護人は問診した医師の証人尋問や精神鑑定などを求める。

 起訴状によると、昨年2月27日午後11時55ごろ、20代女性の下半身を触るなどした。3月1日午前3時すぎ、10代女性に性的暴行を加えるなどし、約1週間のけがを負わせた。同日午前4時ごろには別の10代女性の髪を引っ張ったとしている。