那賀町大久保のもみじ川温泉の浴槽から、国が定めた基準値を超えるレジオネラ菌が検出された。施設は5日から浴場の営業を休止した。再開時期は未定。利用客の健康被害は確認されていない。

 指定管理者のケーブルテレビあなん(阿南市)によると、2月21日に採取した浴槽の水から基準値(100ミリリットル当たり10CFU未満=CFUは菌の塊の単位)を上回る20CFUのレジオネラ菌が検出された。

 温泉に5日、検査を委託する県薬剤師会から報告書が届いたため、阿南保健所と町に報告。入浴客1人に事情を説明し、利用料を返金した。宿泊者用の浴室やレストランは利用できる。

 武市卓之支配人は「浴槽や配管の洗浄を行い、再発防止に努める」としている。