徳島、吉野川両市の高齢者宅に5日、市職員をかたる不審な電話が少なくとも10件あった。県警は特殊詐欺の前兆となる「アポイントメント電話」とみて注意を呼び掛けている。

 県警捜査2課によると5日午後、保険課などの職員を名乗る男から「後期高齢者保険の還付の書類は届いたか」などと電話があった。その後、銀行員と名乗る人物から電話があり、口座番号や暗証番号を伝えた人もいる。

 2月29日にも徳島市保険年金課などの職員を名乗り「税金の過払いがあり還付する」「保険料の還付金がある」などとして、利用している銀行名や家族構成を聞き出そうとする電話が6件あった。被害は確認されていない。

 県警は「電話で身に覚えのないお金の話をされたら詐欺とみて、話に応じないようにしてほしい」としている。