キッチンカーによる「移動こども食堂」で作った焼きそばを配るボランティア。11日から放課後児童クラブを回る=2月、小松島市内(フードバンクとくしま提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校を受け、徳島こども食堂ネットワークの会員団体が11日から、徳島市内でキッチンカーによる「移動こども食堂」や、子どもへの弁当配布を始める。放課後児童クラブ(学童保育)や自宅で過ごす子どもに無料で昼食を提供し、保護者の負担を減らす。支援の輪を広げようと、食材提供や活動への協力者を募っている。

 ネットワーク事務局のNPO法人フードバンクとくしまが平日の正午~午後2時、要望のあった児童クラブ5カ所をキッチンカーで毎日1カ所ずつ回り、焼きそば100食を配る。弁当販売「ソライロテーブル」(徳島市)もおにぎり100個を提供。他の児童クラブの要望があれば、可能な限り応じる。

 ソライロテーブルはさらに、13日から月、金曜に弁当30食を用意する。昭和地区で小中学生の学習支援などに取り組む市民団体「地域に子どもの居場所を・グループわいわい」が、団体の活動に参加している子どもの自宅に届ける。

 弁当販売「デイズキッチン」(同)も、14日から土日曜の午前10時~午後5時、来店した小中高校生に弁当を渡す。先着20人程度。

 食材は、東みよし町出身の女子プロゴルファー鈴木愛さんや県内の農家、農業生産法人がフードバンクとくしまに寄付したコメと野菜を活用する。

 ソライロテーブルの二階才知店主が、こども食堂の活動の一環として提案。フードバンクとくしまが市や市民団体、農家らに協力を呼び掛けた。

 3月末まで。4月以降は感染拡大の状況をみて検討する。フードバンクとくしまの清田麻利子理事長は「大変な時だからこそ、地域ぐるみで子どもを支えたい」と話している。

 食材提供などの支援も受け付ける。問い合わせはフードバンクとくしま<電088(679)1919>。