6日の東京商品取引所で中東産原油の先物が大幅に値下がりし、株価終値に相当する指標価格の清算値は1キロリットル当たりで前日比1640円安の3万2960円を付け、2017年6月28日以来約2年8カ月ぶりの水準に値下がりした。

 原油市場では、経済規模が世界2位の中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が3位の日本に続き、首位の米国でも広がりかねないと懸念された。多くの国で人の移動が制限され、旅客機の減便決定も相次ぐ。燃料油や石油化学製品の需要減少が予想され先物が下落した。

 東商取の指標は現在、2020年8月を決済期限とする先物で、中心限月と呼ばれる。