四国と本州を結ぶJR瀬戸大橋線が10日、開業から30周年を迎え、高松駅と岡山駅で記念行事が行われた。
高松駅では記念ヘッドマークのお披露目式が行われ、JR四国の半井真司社長が「瀬戸大橋線は四国と本州の間の大動脈となった」とあいさつ。橋をデザインした記念ヘッドマークを付けたマリンライナーが入線し、高倉昭二駅長の合図で出発した。ヘッドマークは9月30日まで、マリンライナー(一部を除く)に取り付けられる。
岡山駅では記念式典が行われ、松山行きの臨時列車「30周年記念号」が出発した。
瀬戸大橋線には高徳線の特急「うずしお」のうち、岡山駅を発着する1日2往復が乗り入れており、2017年度の1日平均は約200人で、累計344万人が乗車した。
瀬戸大橋線全体では30年間に2億6378万人が利用した。
