売れ行きが伸びている即席麺売り場=徳島市のキョーエイタクト店

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校を受け、徳島県内の小売店で冷凍食品やインスタント食品の売り上げが伸びている。自宅で留守番をする子ども用の買いだめが目立ち、品薄になった商品もある。

 スーパーのキョーエイタクト店(徳島市)では、即席麺の販売額が例年の同時期より4割増えた。チャーハンなどの冷凍食品も好調で、仕入れ量を増やして売り場も広げた。

 マルナカ各店では弁当や総菜の売れ行きも伸びている。徳島市の30代の女性会社員は「共働きなので、家にいる子どもだけで簡単に食べられる物が欲しかった」と言う。

 ディスカウント店のダイレックスでは、レトルト食品や缶詰などが品薄になっている。担当者は「在庫は十分にあるものの、商品を搬入する物流が間に合わない」としている。

 一方、子どもや保護者からは学校給食の早期再開を望む声が聞かれた。昼食をカップ麵で済ませた石井町の男子中学生は「やっぱり大勢で食べる給食の方がいい」。小学生の娘がいる徳島市の30代の女性団体職員は「普段はインスタント食品をあまり食べないので、栄養バランスが崩れないか心配。早く学校が始まってほしい」と話した。