利用が好調なイオンモール徳島行きの徳島市営バス=徳島駅前

 徳島市営バスを利用してイオンモール徳島(同市南末広町)を訪れる買い物客らが増えている。市交通局によると、モール南側の停留所では、5月の1日当たりの乗降客が開業前(45人)と比べて平日で8・7倍、休日は19・1倍になった。10、20代の利用が目立っており、同局は他路線への波及効果にも期待を寄せる。

 イオンモールの開業に伴い、市交通局は5月8日から徳島駅前とイオンモール南側の停留所「南末広町中・イオンモール前」を結ぶシャトルバスを土日と祝日に1日21往復運行している。平日は、路線バス「南海フェリー線」の5往復を同停留所経由に変更した。

 同局が5月8~31日の同停留所の乗降客数を調べたところ、平日は1日当たり390人、土日は860人だった。特に土日はバスの発車間隔が15~20分と短く、利便性が高い点が受けている。中型バス(55人乗り)に客が乗り切らないケースもあった。

 同局営業課は「開業後間もないことによる特需」とみるが、6月も1日当たり100人以上が利用し、他の停留所の乗降客も増加傾向にあるという。同課は「バスが市民の足として見直される契機になれば」としている。