岡田理絵さん

 女性として初めて徳島県議会の副議長に就いた。「身が引き締まる思い。今後の女性議員の飛躍につなげるためにも、肩書に見合った活動ができるよう頑張りたい」と意気込みを語る。

 最優先課題として挙げるのが、国内での感染拡大が深刻化している新型コロナウイルスへの対応。感染対策をはじめ、学校の一斉休校に伴う子どもや保護者への支援の必要性を訴える。

 鳴門市出身。神戸女学院大を卒業後、実家のガソリン店の経営を手伝ってきた。顧客には農業や漁業などの1次産業の従事者が多く、担い手不足や地場産品の低迷などの問題に直面する生産者の声を数多く聞き、危機感を抱いた。地元青年会議所の一員として地域おこし活動などにも携わり、「行政に踏み込んだ施策の提言をしたい」と41歳で県議に転身した。

 農林水産業を幅広い世代にPRする重要性を指摘する。「無い物ねだりではなく、ある物探しが大切」と言い、1次産業をはじめとする徳島の魅力をさまざまな切り口で発信することが、移住促進にもつながると考えている。

 議員活動のキャッチフレーズに据えたのが「元気な阿波女、頑張ってまいります」。県議会の各委員会で「女性初」の委員長も数々務めた。「結果としてそうなっただけ。性別ではなく、やりたい人がやりたいことをできる環境づくりが女性活躍には必要」と力を込めた。

 3年ほど前に藍染を始めた。「凝り性」で夏用の白のブラウスは全て藍色にしてしまった。54歳。