卒業証書用の拝宮和紙を漉く児童=那賀町拝宮の中村さんの工房

 那賀町平谷の平谷小6年生4人が、拝宮地区に伝わる拝宮和紙で卒業証書(縦35センチ、横47センチ)を作った。17日の卒業式で校長から渡される。

 児童は、5年生3人と一緒に拝宮の手漉き和紙職人中村功さん(70)の工房を訪問。こつを教わりながら、中村さんが用意した原料を漉いた。1回の作業では証書に必要な厚さにならないため、漉いた2枚を重ねて1枚にし、天日干しした。

 紙漉き体験は、17年度末に休校した上那賀中(小浜)の地域学習を引き継いで昨年度から行っている。西原来夢さん(12)は「均等な厚さになるよう気を付けた。卒業証書を自分で作れ、いい記念になった」と話した。