ネパリが販売を始めたセラウォーター(今村社長提供)

 衛生用品などを製造・販売する「Nepari(ネパリ)」(三好市)は、新型コロナウイルスと同型のウイルスを不活性化させる抗菌剤の販売を始めた。水に混ぜてマスクへの塗布を繰り返せば、マスクが長持ちするとしている。

 ネパリによると、抗菌剤「セラウォーター」は、新型コロナウイルスと同型のインフルエンザウイルスを99・9%不活性化。飲んでも無害で、マスクに塗ると約1週間、繰り返し使える。超音波式の加湿器に入れれば空気を除菌できるという。

 抗菌剤は大阪産業大工学部の山田修教授が約20年前に開発した。認知度が低かったため、親交のあるネパリの今村明人社長が販路拡大を持ち掛け、教授と販売契約を結んだ。

 今村社長は、新型コロナウイルスの感染拡大で地元飲食店の客足が落ちたのを知った。加湿器に入れて使えば安心感につながるのではないかと着目した。「消毒用アルコールの代わりにもなる」と話している。

 抗菌剤は1本約25ミリグラム入りで税込み3850円。水道水500ミリリットルに1本を混ぜて使う。ネパリは11日、三好市に200本を寄付した。