阿波和紙の風合いを生かした絵手紙の作品展が、吉野川市山川町の阿波和紙伝統産業会館で開かれている。4月4日まで。
「絵手紙工房やじろべい」を主宰する嘉納美知子さん(71)=徳島市安宅2=の生徒30人が野菜や花、スポーツなどを阿波和紙に描いた千点余りを出品。顔彩を使って優しいタッチで表現したり、メッセージを添えたりした温かみのある作品が並んでいる。
嘉納さんは「絵手紙は描き手の心が表れる。じっくりと作品を楽しんでほしい」と話した。
午前9時~午後5時で、原則月曜休館。入館料は一般300円など。問い合わせは和紙会館<電0883(42)6120>。