就寝中の女子大学生を包丁で脅して性交しようとし、けがを負わせたとして、徳島県警捜査1課と徳島中央署は17日、強制性交等致傷の疑いで、徳島市北常三島町、徳島大工学部2年の男(25)を緊急逮捕した。「無理やり性行為をしたかった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、17日午前5時55分ごろ、徳島市の20代女子大学生方に侵入。包丁(刃渡り約13センチ)を突き付けながら「動くな」と脅迫して性交しようとし、女性の右腕などに1週間のけがを負わせたとしている。女性は男と面識がないと話している。

 署によると、目出し帽をかぶった男が部屋にいるのに女性が気付き、もみ合いになった。女性は上着を脱がされ、右上腕と両手の甲に切り傷を負った。ズボンにも刃物で切られたような痕があった。女性が隙をみて逃げ出し、近くの民家に助けを求めたため性交は未遂に終わった。

 民家の住民が110番。17日午前6時半ごろ現場から数百メートル離れた路上を歩く男を署員が発見。同容疑者はリュックサックに包丁と目出し帽、はさみを入れていた。署は女性の部屋にどのように侵入したのかなどを捜査している。

 徳島大の野地澄晴学長は「本学学生がこのような事件を起こし、逮捕されたのは誠に遺憾。事実を確認した上で厳正に対処するとともに、二度とこのような事件が起きないよう再発防止に取り組む」とコメントした。