徳島県立板野支援学校(板野町)のスクールバスが6月30日、登校時に乗車した中学部2年の男子生徒(13)を車内に残したまま学校敷地内の車庫に入り、男子生徒が約4時間閉じ込められていたことが3日、分かった。運転手や介助員が車内を十分に確認していなかったのが原因。男子生徒に体の不調などはなかったという。

 同校によると、男子生徒は板野郡内の自宅近くからスクールバスに乗車した。男性運転手、女性介助員と児童生徒ら約25人が乗っており、午前8時40~50分ごろ学校に到着。男子生徒は最後尾の座席で前かがみになって眠っていたため、運転手や介助員はまだ乗っていることに気付かなかったという。通常は各座席を回って忘れ物がないか点検するが、怠っていた。

 バスはそのまま車庫に入って施錠。同日午後1時ごろ、下校する小学部の児童を送るためバスを車庫から出す際に、車内にいるのが分かった。

 男子生徒は「寝ていた」などと話し、体調不良は訴えなかったが、同校は保健室で様子を見てからスクールバスで帰宅させた。同日夜に担任の教員らが自宅を訪れて保護者に事情を説明し、謝罪した。

 柴田雅之校長は「信頼を裏切り、申し訳ない。早急に対策を講じて再発防止に努める」と話した。