徳島県警は4日、徳島駅で女子中学生2人の下半身を盗撮したとして、小林雄樹徳島市議(39)=同市昭和町3=を県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けている。

 送検容疑は5月18、19両日の午後5時半ごろ、徳島駅のコンコースで座っていた県内の女子中学生のスカート内をスマートフォンで盗撮したとしている。被害者はそれぞれ別の中学生。

 捜査関係者によると、小林市議が撮影したのは静止画。特殊なアプリを使いシャッター音が出ないようにしていたとみられ、被害者はいずれも盗撮されたことに気付いていなかった。

 5月19日に小林市議がスマホを手に持って女子中学生の近くで立ち止まり、撮影していたところを、付近にいた女性らが不審に思ったことで発覚した。

 小林市議のスマホには女性が写った多数の画像が保存されており、県警は「盗撮目的があったのは明らか」として、被害者を特定できた2件を立件した。

 小林市議は6月26日に開いた記者会見で「女性の下着が写っているとの認識はなく、故意ではなかった」と釈明。29日の調査特別委員会(百条委)と30日の文教厚生委員会をいずれも体調不良を理由に欠席している。

 小林市議は4日、百条委の委員の辞任願を別の議員を通して宮内春雄議長に提出し、許可された。

 小林市議の弁護士は、徳島新聞の取材に対し「議員の進退については支持者と相談をしているようで、検察の処分が出た後に決めるのではないか」と語った。