徳島県高野連は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20日に開幕予定だった第73回県春季高校野球大会を中止すると発表した。県春季大会の中止は初めて。県高野連は代替大会の開催を検討している。

 この日、城南高で開かれた臨時理事会には33人が出席。既に四国大会の中止が決まっており、少なくとも24日までは加盟校が部活動を休止しているため中止を決めた。

 県高野連によると、17日の監督会で「3年生の出場機会は限られており、形を変えてでも公式戦の場を設けてほしい」と代替大会の開催を望む声が多かったという。

 県高野連の計画では、代替大会は県総体や夏の選手権予選など後のスケジュールを考慮し、4月1日までに部活動が解禁されることを前提に開催準備に入り、2~3週間の練習期間を経て4月後半に開幕。部活動の解禁が4月2日以降の場合は開催の可否を再度協議し、9日以降に延びれば実施しない。

 県高野連の須崎一幸理事長は「状況はどこまでも流動的だが、球児が練習の成果を発揮できる機会を設けられるよう努めたい」と話している。

 四国各県では愛媛と高知両県が県春季大会の中止を決め、香川県は開幕を4月にずらして実施する見込み。