金賞に輝いた城東中の金管八重奏チーム

 徳島市の城東中吹奏楽部・金管八重奏チームが、3月に神奈川県横須賀市であった「第41回全日本アンサンブルコンテスト」(全日本吹奏楽連盟など主催)の中学部門で、2年連続で最高賞の金賞に輝いた。

 2月の四国大会(松山市)で中学部門の上位2校に入り、全国切符を獲得。22校出場の全国大会で金賞6校のうちの1校に入った。

 金管八重奏チームは1、2年部員(当時)8人で構成。トランペット、ホルン、トロンボーンなど7種の管楽器に、2種類の打楽器が加わる。大会ではプレトリウス作曲「テレプシコーレ舞曲集」から、テンポや雰囲気の異なる3曲を演奏し、高い評価を受けた。

 選曲は昨年と同じだが、楽器の編成や担当パートを変更した。昨年11月に別の全国大会に出場したことから、前年より練習時間が短くなり、不安もあった中での快挙となった。

 リーダーでホルン担当の小堀結衣さん(14)=3年=は「教わった技術や表現力を全国の舞台で出し切れたのが、何よりうれしい」と話した。県内の中学校が金賞を連続受賞したのは2013、14年度の国府中に続いて2校目。