渦潮や四国遍路、板東俘虜収容所関係資料の三つの世界遺産登録を目指す鳴門市は19日、それぞれの魅力をPRするラッピングバスを披露した。徳島―関西間を中心に一日2便運行する。
ラッピングバスは38人乗りの高速バスで、徳島バスが10日から運行している。「3つの世界遺産登録へ」の文字と共に、渦潮や四国霊場1番札所・霊山寺、ドイツ館などの写真を車体の両側面と後部にあしらっている。
市は2013年度から、鳴門観光をPRするラッピングバス3台を走らせており、うち1台を張り替えた。事業費は40万円。
鳴門市鳴門町土佐泊浦のホテル「アオアヲナルトリゾート」でお披露目式があり、泉理彦市長らがテープカットで運行を祝った。