会員制交流サイト(SNS)で知り合った男性に暴行を加えて現金を奪ったとして、強盗と傷害の両罪に問われた徳島市、無職の被告の男(21)の論告求刑公判が19日、徳島地裁であり、検察側は懲役5年を求刑した。

 検察側は論告で「暴行で被害者を脅迫して現金を出させた。主導的な立場にいたことは明らかであり、責任は重大」と指摘した。

 弁護側は傷害罪の成立を認め、強盗罪については「脅迫行為の際、被告の21歳男と被害男性は1対1で、恐喝罪が成立するにとどまる」と主張。反省の態度を示しており、執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状などによると、元徳島市臨時職員の同市、無職の被告の男(34)=公判中=と共謀し、昨年8月10日未明、徳島市応神町の飲食店駐車場で、板野郡の20代男性会社員に暴行を加えて2週間のけがを負わせ、脅して1万円を奪った。その後、藍住町のコンビニで「少ない」などと脅迫し、7万5千円を奪ったとしている。