全日本ロードレース選手権JP250第3戦で競り合う笠井悠太さん(20番)=栃木県茂木町のツインリンクもてぎ(笠井さん提供)

 栃木県のツインリンクもてぎで行われたオートバイの全日本ロードレース選手権JP250第3戦の国際ライセンスクラスで、美馬市脇町北庄の笠井悠太さん(36)=タイヤ販売業=が初優勝を果たした。11月の第6戦まで走り抜き、年間チャンピオンを目指す。

 JP250は排気量200~300ccの中型バイクで競われるレースで、歴史ある選手権の中で昨年始まったばかりの新しいカテゴリー。笠井さんは昨年、国内ライセンスクラスで初代の年間チャンピオンになり、今年は国際ライセンスクラスに昇格した。

 レースは国際、国内両クラス混走で行われる。6月10日に開催された第3戦は、1周4・8キロのコースを10周するレースに31人(国際10人、国内21人)が出場。先頭を走る国内クラス2人の後ろで8人がタイム差2秒以内の集団を形成する展開となった。

 笠井さんは最高時速200キロ近い競り合いの中、一時は9位になったが徐々に順位を上げて、両クラスの3位、国際クラスの1位でゴールした。

 レースを始めたのは15歳。徳島カートランド(吉野川市)のミニバイクレースに参戦していた兄の哲則さん(42)に憧れて一緒に走り始め、キャリアは20年を超える。

 24日に開催予定だった第4戦は悪天候で中止となり、残る今年のレースは9月30日に岡山国際サーキットで行われる第5戦と、11月4日に三重県の鈴鹿サーキットで行われる第6戦。「自分の持てる力を最大限に発揮し、国際クラスでも年間チャンピオンになりたい」と意欲を燃やしている。