最年少で五段に合格した信隆ちゃん=鳴門市

 鳴門市の田崎信隆ちゃん(4)が、日本けん玉協会(東京)の段位検定五段に、「4歳291日」の史上最年少で合格した。従来の記録「6歳115日」を大幅に更新。挑戦できる段位では最高位のため、ギネス世界記録に申請した。

 検定は2月に大阪市であり、信隆ちゃんはけん玉の両皿を挟んで持ち、持ち手に玉を乗せる「すべり止め極意」など難度の高い11種の技を成功させた。

 身長105センチの信隆ちゃんが、30センチ以上あるけん玉をうまく回転させ、技を決める姿に、約100人の観客が見入っていたという。

 両親が2級指導員の資格を持ち、姉このかさん(10)も五段の腕前という「けん玉一家」に生まれた信隆ちゃんは、よちよち歩きの頃からけん玉を始めた。順調に上達し、昨年は初段から三段まで全ての段位で最年少記録を塗り替えた。

 毎日3、4時間の練習を積み、糸を引く強さなどを体で覚えている。母のあすかさん(37)は「失敗に対して悔しいという気持ちが芽生え始めた。一番成長した一年だった」とほほ笑む。

 信隆ちゃんは、自宅にあるけん玉道場の壁に掛かった賞状を見詰めながら「家族みんなと同じ五段合格の賞状が並んでうれしい。いつかお姉ちゃんを抜きたい」と話した。