四国新幹線の早期実現に向けた決起大会=都内の経団連会館

 四国4県と四国経済連合会などは6日、四国新幹線の早期実現を目指す推進組織「四国新幹線整備促進期成会」を発足させた。東京都内の経団連会館で設立総会と決起大会を開き、現在の基本計画路線から整備計画路線への格上げに向けて国に強く働き掛けていくことなどを確認した。

 期成会は4県の知事や商工会議所連合会会長、県議会議長、経済同友会代表幹事ら46団体の代表で構成。新幹線の誘致に向けて、国への要望活動や四国内外での機運の醸成に取り組む。

 設立総会では、会長に就いた千葉昭四経連会長(四国電力会長)が「新幹線は四国の将来にとって必要不可欠なインフラ。4県が一丸となって取り組みを進めていきたい」とあいさつした。

 2017年度事業計画として、世論の後押しを得るため、経済や観光、防災など各方面での効果の調査や、新幹線を活用した四国の将来イメージを描くことなどを決めた。

 設立総会後に開かれた決起大会には約600人が出席。あいさつに立った飯泉嘉門知事は「インバウンド(訪日外国人旅行者)効果を四国全域にもたらすためには四国新幹線はなくてはならない」と述べた。また整備計画格上げに向けた調査費用を18年度予算で計上することなどを国に求める決議を採択した。

 四国新幹線は大阪市から徳島、高松、松山の各市を経由して大分市に至る横軸の「四国新幹線」(総延長477キロ)と、岡山市から瀬戸大橋を渡って高知市に抜ける「四国横断新幹線」(143キロ)の2ルートが国の基本計画に位置付けられている。