7日午前1時10分ごろ、鳴門市大麻町市場、無職井川菊美さん(67)方から出火、木造2階建て延べ約250平方メートルを全焼した。火は東隣の住宅に燃え広がり、母屋や納屋など3棟計約560平方メートルを全焼し、約5時間10分後に消えた。井川さんと連絡が取れておらず、鳴門署が安否を確認している。

 署や市消防本部によると、井川さんは1人暮らし。6日夕には自宅から物音が聞こえていた。寝室とみられる1階中央付近がよく燃えていた。

 延焼したのは、県西部総合県民局職員吉田貴仁さん(50)方の母屋(木造2階建て延べ約440平方メートル)と納屋(木造平屋約60平方メートル)、車庫兼倉庫(鉄骨平屋約60平方メートル)。吉田さんは4人暮らしで、逃げて無事だった。

 署が出火原因を調べている。

 近くに住む女性が「井川さん方の1階の窓などから炎が出ている」と110番。消防車15台が出動した。現場は堀江南小学校の南西約2キロの住宅街。