女性に性的暴行を加えたとして強制わいせつ致傷罪などに問われた徳島市の元銀行員の男(24)=公判中=を監禁し、金を脅し取ったなどとして、傷害や恐喝、逮捕監禁などの罪に問われた無職の男(26)=阿南市長生町=ら4人の判決公判が24日、徳島地裁であった。藤原美弥子裁判官は、男に懲役4年(求刑同7年)、ほかの3人にも実刑、有罪判決を言い渡した。

 飲食店経営の男(23)=徳島市八万町=が懲役2年(求刑同3年6月)。バー店長の男(22)=同=と建設業の男(22)=同=が、それぞれ懲役2年6月、執行猶予4年(求刑同4年)だった。

 判決理由で藤原裁判官は、元銀行員をバー店舗内に監禁して暴行し、財布や携帯電話を奪った犯行を「粗暴かつ執拗(しつよう)で悪質」と指摘。元銀行員によるわいせつ行為がきっかけだった点については「責任を減じる事情だが、犯行が許されるはずもなく、減じるにも限度がある」とした。

 無職の男については「暴行の多くを加えており、粗暴的傾向は顕著」とした。実刑となった無職の男と飲食店経営の男は、それぞれ前刑の執行猶予期間中だった。

 判決によると、4人は昨年3月1日、徳島市のバーに元銀行員を監禁。顔を殴るなどして10日間のけがを負わせ、現金入りの財布などを奪った。