徳島新聞社と四国放送(いずれも徳島市)は26日、大規模自然災害時の報道協力協定を結んだ。近い将来発生する南海トラフ巨大地震や激甚化する台風・豪雨災害を念頭に、両社が入手したニュース素材を共有し、県民の生命・財産を守るための情報発信を行う。

 協定の対象となるのは、県内で震度6弱以上を観測した地震が発生した場合や、津波警報、大津波警報、大雨特別警報の発表時、吉野川か那賀川に氾濫発生情報が出された場合など。

 両社の記者が取材した情報や映像を相互に共有し、それぞれのメディアで発信できるようにする。素材の使用に当たっては、提供された情報や映像であることを明示する。

 徳島新聞社が取材した被害情報は、その深刻度によっては日本テレビをキー局とするNNN(日本ニュースネットワーク)にも四国放送を通じて流してもらう。県内の被害状況を全国に認知してもらい、災害復旧ボランティアらの確保につなげることで速やかな復旧・復興を実現させる狙いがある。