「五輪バージョン」を創作したとくしま南京玉すだれ会のメンバー=石井町石井

 大道芸・南京玉すだれを県内各地で披露している「とくしま南京玉すだれ会」が、東京五輪・パラリンピックに向けて「五輪バージョン」を創作した。開会式や競技の場面を表現しているほか、阿波踊りも登場する。

 五輪バージョンは約9分。開会式のハイライトである聖火点火シーン、ブルーインパルスのアクロバット飛行の様子を演じている。

 競技は陸上、フェンシング、アーティスティックスイミングなど8種類を取り上げた。陸上では金メダルが期待される日本男子400メートルリレーのチームが、バトンパスを見事に成功させてゴールする場面を表現している。

 阿波踊りは「阿波の徳島 世界に誇る阿波踊り えらいやっちゃえらいやっちゃ よいよいよいよい」のはやし言葉に乗せ、メンバーが乱舞を披露する。

 南京玉すだれは「ソレソレ」との軽妙なはやし言葉に合わせて竹の棒で釣りざお、橋などを次々と形作る大道芸。

 とくしま南京玉すだれ会にはこれまで「徳島バージョン」「寿バージョン」があり、とくしまマラソンなどのイベントで披露していた。メンバーは徳島らしさを出して五輪を祝おうと五輪バージョンを作ることを決定。五輪で行われる競技を玉すだれでどう表現するかに苦心しながら、試行錯誤の末に2年がかりで完成にこぎ着けた。

 諏訪公子代表は「五輪バージョンを多くの場で披露して南京玉すだれの楽しさを伝え、五輪ムードを盛り上げたい」と話している。