関西広域連合は9日、大阪市内で会合を開き、9月2日に神山町でアートに関する国際シンポジウム「関西アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」を開くことを決めた。芸術家が住民と交流しながら創作活動を行い、地域活性化につながっている事例を紹介し、関西の魅力を国内外に発信するのが目的。2年前から実施され、徳島県内で開くのは初めて。

 今年は「アーティスト・イン・レジデンスがもたらすもの」をテーマに、講演のほか芸術家や神山町の住民代表、文化政策関係者らによるパネル討論、体験講座などを行う。

 徳島県の海野修司副知事が「神山町では1999年からアーティスト・イン・レジデンスに取り組み、後にサテライトオフィス設置などにつながった」と説明し、開催への協力を呼び掛けた。

 一昨年は鳥取県、昨年は滋賀県でシンポジウムが開かれた。

 連合議会もあり、県選出議員の中山俊雄、南恒生、丸若祐二の3氏(いずれも県議)が一般質問した。丸若氏は「今後地方分権改革をどう進めるのか」と質問し、連合長の井戸敏三兵庫県知事が「国の動きが鈍い中、国土形成などの大きな事務の移譲や分権に関する実証実験の提案など、諦めずに訴え続けて実現していきたい」と答えた。