公共建築協会(東京)は12日、優れた公共建築を表彰する「第16回公共建築賞」の優秀賞に、徳島県勝浦町の勝浦中学校など32点を選んだと発表した。
勝浦中の校舎は鉄筋コンクリート2階建て延べ5580平方メートル。学識経験者らでつくる審査委員会が▽勾配のある屋根を採用したデザイン▽内外装に使用した県産材の焼き杉パネル▽地域住民との接点となるフリースペース―などを評価した。
全国から102点の応募があった。今後、32点の中から最優秀賞などを選ぶ。
徳島県内からの受賞は、1992年に優秀賞を受賞した徳島県庁以来、2度目。