徳島対香川 1回、徳島2死二塁、岡本が左越え本塁打を放ち2―0とする=JAバンク徳島スタジアム(家段良匡撮影)

 四国アイランドリーグplus(IL)の徳島インディゴソックスは28日、徳島市のJAバンク徳島スタジアムで香川とオープン戦を行い、5―0で快勝した。オープン戦の戦績は1勝1敗となった。

 徳島は投打がかみ合った。一回、2死二塁から4番岡本の左翼席への2ランで先制。三回には吉田、岡本の連続単打に野選と犠飛を絡めて2点を加えた。投手陣は先発の戸田が5回2安打5三振の好投を見せた後、河野、上原優、安丸、亀山とつないで無失点に抑えた。

 試合は新型コロナウイルスの感染防止のため無観客で行われた。

 徳島・吉田監督 2死から得点するなど粘りの攻撃ができたし、足も使えた。投手陣は先発の戸田がしっかり投げて無失点に抑えることができた。選手にとって自信につながる試合だった。

 投手陣は制球がさえ、中軸はチャンスを逃さなかった。徳島は投打の柱が期待通りの活躍を見せ、今季2戦目となるオープン戦を完勝した。

 一回、2死から四球を選んだ3番吉田がすかさず二盗。先制機が訪れた。打席には大卒ルーキーの4番岡本。カウント2|2から内角低めの直球を完璧に捉え、左翼席に運んだ。変化球の制球に苦しんでいた投手の心理を読み、直球に狙いを絞り込んだのが見事に当たった。主砲候補は「結果を出せて自信になる」と胸を張った。

 投げては先発の戸田が伸びのある直球に切れのある変化球を織り交ぜ、5回無失点。仕上がりの良さを印象付けたエースは「攻めの投球ができた」と手応えを口に。継投した4投手も無四球無失点と安定していた。

 新型コロナウイルスの影響で、開幕は4月24日以降に再延期されたが、選手は野球に集中できる時間が増えたと前向きに捉えている。2番手で投げ、1回1安打の河野は「不安を残すフォームを開幕までにしっかり修正したい」と意欲を新たにしていた。