遠藤彰良氏

 4月5日の投開票に向け、現職と新人が激しい舌戦を繰り広げている徳島市長選。候補者2人の横顔を紹介する。

市民目線の政治 貫く

 「まだまだしないといけないことがある。4年間の経験を次につなげ、市民目線の市政を貫く」。山積する市の課題解決に向け、強い意欲を見せる。

 1期目は、賛否が分かれることが予想される事業に取り組んだ。方向性を決めるに当たり、判断基準としていたのは「市民のためになるかどうか」だという。

 前回市長選の直前まで35年間在籍した四国放送では、阿波弁でしゃべる名物アナウンサーとして知られた。「今でも『遠藤さんの番組世代です』と言われる時があり、うれしい」とほほ笑む。

 「真面目で正義感が強い」と自己分析する。アナウンサー時代、ある政治家にインタビューした際、うやむやな回答をされ、かみついたことも。市長就任後は報道陣の取材に「答えるか、言えない、と言うか。ごまかさないよう心掛けてきた」と言う。

 好きな言葉は、時代劇の主題歌の歌詞にある「人生楽ありゃ苦もあるさ」。激務が続いたとき、自然と口ずさむ。落語好きで、就寝前にCDで落語を聴いてリラックスしている。

【第一声書き起こし(要旨)】(3/29)

 今日は2年前に亡くなった妻の命日です。

 4年前に立候補を決めたときに背中を押してくれたのが妻だった。妻は4年前、薬の副作用で選挙活動を応援できなかったのを残念がっていたが、車で送り迎えをしてくれた。それを懐かしく思い出している。今日も力をもらって家を出てきた。

 自分の気持ちが4年前と変わっていないのを実感している。4年前に徳島市をどなんぞせないかんと思って立候補した。「無謀やな」「行政経験ないのにできるんで」という声もあった。ただ正義感をもって一生懸命やったら絶対に今よりよくなるんだという気持ちでやってきた。今、その気持ちと変わらない。まだまだ、どなんかせないかんという強い気持ちでいる。

 4年間で私はだいぶんパワーアップしている。いろいろ経験してきた。これはみなさんお買い得ですよ。まだまだ力が出せるような気がしている。まだまだ体力・気力が充実している。徳島のために、絶対頑張るんだという強い気持ちでいる。公正・公平・透明な市政を目指して全身全霊やってまいります。