県立阿波十郎兵衛屋敷(徳島市)は31日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、阿波人形浄瑠璃の定期公演を縮小すると発表した。1日から24日まで平日の公演を休止し、代わりにビデオを上映する。

 屋敷では通常、毎日午前11時と午後2時の2回、平日はCD音源で、土日祝日は太夫三味線の生演奏で人形浄瑠璃を上演している。期間中は平日2回の公演を行わず、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」のビデオを舞台のスクリーンで上映。土日祝日は通常通り実演する。

 2~3月の入館者数が前年同期の25~50%に落ち込んでいる状況などを考慮して縮小を決めた。今後の県内の感染状況に応じて対応は見直す。